和尚のひとりごとNo125「3・11」

 

平成23年3月11日、あれから7年。もう7年でしょうか、まだ7年でしょうか。皆様それぞれ、日々の生活に追われての7年だったと思われます。被災された方、そうでない方、大震災を期に様々な思いを抱きながら今日まで歩んでこられたと思います。しかしながら、被災地から遠く離れた地に住んで、日常を平穏に過ごしておりますと忘れがちな防災意識であります。3月11日を迎え、もう一度あの時を振り返り、今一度見つめ直す機会であります。今、私達に何が出来るのか。どの様な支援が出来、これからどの様に過ごしていけば良いのか。

 人間一人一人では微力なものであります。しかし一人一人は微力であっても、同じ目的に向かい、気持ちを一つに、力を合わせて行動を共にすれば、大きな力となり、素晴らしいカタチを創り上げるものです。

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 今、玉圓寺に出来る事。震災でお亡くなりになった方々の御回向、復興祈願法要、檀信徒様方から頂いた義捐金を災害復興の為に役立てさせていただく事等。まだまだ必要な復興へ向けての窓口としてお役に立てればと思います。我々の住むこの美しい地球の為に、平和を願い、平穏無事な生活を願うばかりです。ご先祖様方が築き上げてきた国々。大震災を経験した日本から、世界の生きとし生けるもの全てが幸せでありますように!これからもお念仏を称えて共々に精進して参りましょう。Smile The Earth!!