和尚のひとりごとNo134「フィリピン記」

 

玉圓寺の随身、隆心です。先日、フィリピンのマニラに行く機会がありました。

あまり時間はありませんでしたが、マニラ大聖堂とサン・アグスチン教会を見学しました。

マニラ大聖堂は大司教座というマニラのカトリックキリスト教の本拠地だそうです。

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中に入ると天井が高く広い空間で奥行きがありました。まわりを見ると柱にモニターとスピーカーがあり、司祭さんの話が聞こえるようになっていることに感心しました。また告解部屋もあり興味深かったです。F3

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F4次はサン・アグスチン教会です。フィリピンで一番古い教会で、博物館も併設されています。

博物館はフィリピンでの布教の歴史にまつわる物がたくさん展示されており楽しめました。

教会に入り正面を見ると、十字架でもイエス・キリスト像でもなく見知らぬ人のお像がお祀りされていました。F6

フィリピンでのキリスト教の布教に貢献され、聖人に列せされてこの教会の名前の由来になった聖オーガスティン(アグスチン)という方だそうです。

 

 

F5後方には、地震で落ちた教会の鐘が展示されており、ガイドの方が、重さが、3.4トンもある大きな鐘と自慢げに説明されるので、「知恩院の鐘楼(しょうろう)は70トンもあってもっと大きいぞ」と心の中で叫んでしまい、後になって少し後悔しました。

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また、教会の中には、納骨堂?のような所があり、火葬したお骨を納めることができるとのことで、土葬とばかり思っていたのでびっくりです。

 

興味深いフィリピンの旅でした。