和尚のひとりごと「伝道掲示板118

 donran

三蔵流支(さんぞうるし)、浄教(じょうきょう)を授さずけしかば、
仙経(せんぎょう)を焚焼(ぼんしょう)して楽邦(らくほう)に帰きしたまいき。

天竺より来た菩提流支三蔵との出会いにより浄土の教えに目覚め
不老長寿を理想とする『仙経』をすべて焼き捨ててしまったと伝えられる曇鸞法師

菩提流支三蔵いわく
「たとえ長生きしてもしばらくの間、死なないだけ..結局は三界に輪廻するのみ」

01015120007xa27fwED1E_R_1600_10000

曇鸞大師ゆかりの玄中寺
(中国山西省)