和尚のひとりごと「伝道掲示板156」

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比叡山延暦寺の千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)
7年がかりで約4万キロを歩くこの荒行を二度にわたって満行した阿闍梨のことば。

「行の最中、力尽きてここで倒れて死んだら、ぼくの体は小山(おやま)の土になるんだなあと思った。それがうれしいような気がした。いろいろな生き物たちの栄養になれるなら、それは幸せなことだなあと」(『一日一生』より)

sennniti