No596「伝道掲示板348」 2021年5月30日 和尚のひとりごと「伝道掲示板348」 釈尊がクシナガラの地で入滅されたのは、今から2500年ほど前紀元前5世紀のころであったと伝えられる。そのとき、サーラ双樹(沙羅双樹)の華は満開に咲き、白蓮華(曼陀羅華)が天上より降り注いだという。この奇瑞について釈尊は阿難尊者に述べた。 ”これらの奇瑞によって如来が敬われているのではない。そなたたちが、私が示してきた法にしたがって実践し行動したとき如来はまさに敬われ、尊重されたことになるのだ。” 合掌