和尚のひとりごと「伝道掲示板368

baramon


”錐の先から芥子粒が落ちるが如く、愛着と憎悪と高慢と欺瞞とが脱落した人
このような人を、私はバラモンと呼ぶ。

荒々しい態度に出ることなく、物事の本当の姿を明確に伝え
言葉によって何人の感情をも害することなき人
このような人を、私はバラモンと呼ぶ。

この世において、長いものであれ短いものであれ
微細なものであれ粗大なものであれ
浄らかであろうと汚れていようと
いかなるものについても、与えられていないものを取らない人
このような人を、私はバラモンと呼ぶ。

現世に望みを持たず、来世にも望みを持たず
欲求を持たずして、捉われのない人
このような人を、私はバラモンと呼ぶ。”

バラモンとは尊敬に値する人を指している。
ここに表されている釈尊が理想とした人格は
私達もまた目指すべき沙門の姿である。