No632「伝道掲示板379」 2021年7月5日 和尚のひとりごと「伝道掲示板379」 悟りを開いた者の容色の明るく朗らかなることを見よ。彼は過去の悲しみを想い返すこともなく未来に思い煩うこともなくおよそ今考えるべきことにのみ目を向けているのである。 愚かなる人々を見よ。まるで刈り取られた葦のように萎れている・それは過去の悲しみを想い返すしては打ちひしがれ未来に思い煩っているが故である。『相応部経典』諸天相応より