和尚のひとりごと「伝道掲示板379

kakusya

悟りを開いた者の容色の
明るく朗らかなることを見よ。
彼は過去の悲しみを想い返すこともなく
未来に思い煩うこともなく
およそ今考えるべきことにのみ目を向けているのである。

愚かなる人々を見よ。まるで刈り取られた葦のように萎れている・
それは過去の悲しみを想い返すしては打ちひしがれ
未来に思い煩っているが故である。
『相応部経典』諸天相応より