和尚のひとりごと「宗祖(元祖)法然上人御遺訓 一枚起請文3

【原文】
ただし三心(さんじん)四修(ししゅ)と申(もう)すことの候(そうろう)は、皆(みな)決定(けつじょう)して南無阿弥佛(なむあみだぶつ)にて往生(おうじょう)するぞと思(おも)ううちにこもり候(そうろう)なり。

【意味】
ただし往生に必要だとされている「三種の心の持ち方」や「修行に対する四種の態度」については
南無阿弥陀佛と称えることによって往生は確実となると思う心の中に自ずと具わるものなのです。