和尚のひとりごと「宗祖(元祖)法然上人御遺訓 一枚起請文8

【原文】
源空(げんくう)が所存(しょぞん)、この外(ほかに)全(まった)く別義(べつぎ)を存(ぞん)ぜず、滅後(めつご)の邪義(じゃぎ)をふせがんがために所存(しょぞん)をしるし畢(おわ)んぬ。

【意味】
私、源空が思うところは このこと以外に何もありません。
ただ私がこの世を去ったのち 誤った考え方が出てくることを防がんとして
思うところを記しました。