和尚のひとりごとNo113「母の日参り」
母の日にお墓、お仏壇に、亡き母に感謝の気持ちを込めて花をお供えする「母の日参り」が広がっています。
世界各国に母の日はありますが、その始まりはそれぞれ違います。
日本の母の日は、アメリカで始まった母の日が入ってきたものです。
アメリカのアンナという女性が、母親の追悼式に、母親が好きだった花(カーネーション)をお供えし、参列者に配ったことが始まりだと言われています。
この日が5月第2日曜日でした。
母親に感謝の気持ちを表す日として広がり、その後、アメリカの法律で記念日となりました。
日本には、明治末から大正の初めごろに伝わりました。
亡き母へ感謝の気持ちを表したことが、母の日の始まりでした。
母の日は、お墓、お仏壇に、亡き母が好きだった花をお供えしてお参りしましょう。
極楽におられるお母様に「ありがとう」の思いを伝えることはできないのでしょうか。
いいえ、伝えることはできます。「ありがとう」と、思いを込めながらお念仏を称えると、お母様にお念仏と共にその思いが伝わります。
「母の日参り」 素晴らしいですね。