和尚のひとりごと「伝道掲示板267」

懺悔偈

『四十華厳』より。

我れ昔より造る所のもろもろの悪業は
皆無始の貪瞋痴に由る身語意より生ずる所なり
一切我れ今、皆懺悔したてまつる

遠い過去世から積み重ねてきた罪悪の行いを仏前にて悔い奉ることを懺悔(さんげ)という。日常勤行においては、香で道場を浄め、仏・菩薩を請じたのちに、唱えられる。

 

合掌