和尚のひとりごと「伝道掲示板460

kejyou1


”老人であれ、若者であれ、壮年であれ
皆、順番にこの世を去っていく。
あたかも熟した果実が樹から落ちていくように。
そうだ、熟した果実がいつその樹から落ちるかは
誰にも分らないだろう。
そのように人もいつ何時(なんどき)死ぬか分からぬ。
死刑囚を見よ、彼が一歩づつ確実に刑場へ向かって歩みゆくように
我らの生命もまたかくの如し。”
『ウダーナヴァルガ』より