和尚のひとりごとNo873「一紙小消息20」

【原文】
阿弥陀仏は不取正覚の言を成就して、現に彼の国に在せば、
定めて命終の時は来迎し給わん。

【意味】
阿弥陀仏が、
四十八の願いが実現しないならば決して悟りを開くまいと決心された自身のお言葉を既に成就され
今、現に彼の浄土にいらっしゃるのであれば
臨終を迎えた者のもとに迎えに来て下さることは確実なのであります。