伝道掲示板

和尚のひとりごとNo844「偉人の名言1」

  今月から偉人の名言 格言などを紹介していきます。

この一文が皆さまの一助になれば、幸いです。

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聖徳太子(しょうとくたいし)(574年– 622年)・厩戸皇子(うまやどのみこ、うまやどのおうじ)
飛鳥時代の皇族・政治家。
「聖徳太子」は、後世の諡号。用明天皇の第二皇子、母は欽明天皇の皇女・穴穂部間人皇女。

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和尚のひとりごと「伝道掲示板546」

20220113

世尊よ、悪魔とはいったいどのような存在でしょうか?

”我々の肉体を見よ。
肉体は我々を妨害し、惑乱し、ついには不安の底に突き落とす。
この肉体こそが悪魔である。

また我々の感覚を見よ。
これもまた我々を妨害し、惑乱し、ついには不安の底に突き落とす。
この肉体こそが悪魔である。

さらにまた我々の感情や意志や判断も同様であろう。
これらこそが悪魔なのである。”
『相応部経典』羅陀(らだ)相応より

和尚のひとりごと「伝道掲示板545」

20220112

我が身を律し、正しき生活をなし
すでに解脱をなしている者
心が寂静であり、尊敬すべき人に
どうして怒りが起こるか。
怒りに怒りをもって返す者は
それによって悪業を為していることになる。
反対に怒りに怒りをもって返さずば
勝ちがたき戦に勝利したことになる。

怒りに身を任せる者を目の前にしたとき
自らを制し、落ち着いておれば
そのことによりおのれのみならず相手をも利する行いを為すことになる。
『相応部経典』婆羅門相応より

和尚のひとりごと「伝道掲示板544」

20220111

アーナンダよ
今やわたくしは老いさらばえ、人生の旅路の果てにさしかかり
老齢となった。
もはや齢八十に達している。
老朽化した車は修繕を重ねることで
かろうじて動くようになる
わたくしの身体もまた然りである。
『大般涅槃経』より

和尚のひとりごと「伝道掲示板543」

20220109

アーナンダよ
今やわたくしは老いさらばえ、人生の旅路の果てにさしかかり
老齢となった。
もはや齢八十に達している。
老朽化した車は修繕を重ねることで
かろうじて動くようになる
わたくしの身体もまた然りである。
『大般涅槃経』より

和尚のひとりごと「伝道掲示板542」

20220108

眠れぬ人に夜は長く
疲弊した人にさらなる一里の道のりは遠い
正しき真理を知らぬ愚者にとり
生死の道のりは果てしなく長い
『ダンマパダ』より

和尚のひとりごと「伝道掲示板541」

20220107

帝釈天が神々のうちで高位にあったのは
七つの誓戒を保っていたが故である。

”父母を養う
年長者を敬う
柔和なる言葉をつかう
謗ることをやめる
吝嗇な心を捨て、喜んで与える心を持つ
他の懇願に応じて布施を楽しむ
真を語り
怒ることがない”

そのような者でありたい、と。
『相応部経典』帝釈相応より