和尚のひとりごと「伝道掲示板141」

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浄土宗の学僧袋中良定上人が寛永16年(1639)入寂の前日に残したと伝えられる辞世の句。
“明に渡って未だ見ぬ仏法を学びたい”
一心の思いで海に出た若き日の袋中上人であったが、ついに大陸への上陸は果たせず琉球国にとどまった。
時の琉球国王である尚寧王の帰依を受け、かの地に念仏を流通させたと伝えられる。

06circd022c-0009 (1) 袋中上人は沖縄に伝わるエイサーのルーツをつくったとも言われる。
那覇市松山町松山公園内の桂林寺址に建てられている記念碑