No518「伝道掲示板281」 2021年3月14日 和尚のひとりごと「伝道掲示板281」 『六十華厳』より。 仏塔を礼するときに唱える偈文。仏塔は仏舎利を収める塔であり、仏の身体そのものを象徴する。初期の仏教では仏の似姿を造形することは避けられ、仏舎利を収めた仏塔こそが崇敬の対象であった。釈尊滅後、その遺骨は八当分されて奉納され、さらに後のアショーカ王によって再分配され、各々の仏塔に収められたという。 曰く願わくは仏塔を礼することにより衆生、仏の如く仏道を究めんことを.. 合掌