No779「伝道掲示板507」 2021年11月29日 和尚のひとりごと「伝道掲示板507」 ”孤独のなかで梵行に勤しんでいたときには彼は賢者である、と称賛されのち淫欲にふけるようになれば自ら愚者となって悩むようになる。 聖者はこのように災いあることをよく知り淫欲の交わりにふけってはならぬ。 俗事を離れ孤独であれこれこそが聖者にとって最上のことである。またここに留まってはならぬ。彼はただ真の安らぎに一歩近づいたのみであるから。”『スッタニパータ』より