伝道掲示板

和尚のひとりごと「伝道掲示板163」

Microsoft Word - 文書 1

遊行上人一遍のことば。
捨ててこそまことが見えてくる。
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和尚のひとりごと「伝道掲示板162」

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弥陀身心遍法界(みだしんじんへんほっかい) 衆生念仏仏還念(しゅじょうねんぶつぶつげんねん)
一心専念能所亡(いっしんせんねんのうしょもう) 果満覚王独了々(かまんかくおうどくりょうりょう)
山崎弁栄上人は24歳のときに「一心法界」を会得したという。

男体山にある石碑には次のようにある。
“明治十五年二十四歳の時一夏六十日間筑波山上に入山修行、
深三昧の岩床に称名日々十万遍、
王三昧円かに成就して、如来の真境了々と現前。
爾来三業清浄、一行精進、施、戒、進、禅、慧欠くることなく、
更に三年間草庵に籠って、一切経七千三百余巻読了”

「仏教の真理は三昧に入り 神を凝らすにあらざるよりは 証入すること能はず 
依て暫く山に入れり」

「仏法は学解にあらず、三昧実証にあり」
これも実理の人、山崎弁栄上人のことばである。

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和尚のひとりごと「伝道掲示板161」

Microsoft Word - 文書 1

誰もが皆うちに秘めたる憂いを持つ。
そのような心で他者を慈しむこと。

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和尚のひとりごと「伝道掲示板160」

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天台宗延暦寺を開いた伝教大師最澄の辞世の句として伝えられる。

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和尚のひとりごと「伝道掲示板159」

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まことの宝は与えられているこの一日
その一日は一生涯にも匹敵する重さを持つ。

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越前 永平寺の風光

和尚のひとりごと「伝道掲示板158」

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迷いの源は私たち自身がまさにそれである。
翻って我こそが人生の主であると覚悟を決めたときからまことの歩みが始まる。

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白隠画 達磨図

和尚のひとりごと「伝道掲示板157」

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正受(しょうじゅ)老人の名でも知られる道鏡慧端(どうきょうえたん)は寛永から享保年間の人。
臨済宗中興の祖と称される白隠慧鶴の師でもあった。

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正受老人の遺偈

和尚のひとりごと「伝道掲示板156」

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比叡山延暦寺の千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)
7年がかりで約4万キロを歩くこの荒行を二度にわたって満行した阿闍梨のことば。

「行の最中、力尽きてここで倒れて死んだら、ぼくの体は小山(おやま)の土になるんだなあと思った。それがうれしいような気がした。いろいろな生き物たちの栄養になれるなら、それは幸せなことだなあと」(『一日一生』より)

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和尚のひとりごと「伝道掲示板155」

1019

「五味相生(ごみそうしょう)の譬(たとえ)」の一節
熟成を経て最高の段階に達した乳製品にたとえて
釈尊の究極の教説の奥深さをいう。

釈尊入滅の地クシナガラに沈む夕陽

釈尊入滅の地クシナガラに沈む夕陽

和尚のひとりごと「伝道掲示板154」

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曇りて雷鼓り掣電き
雹を降らし、大雨を澍がんに
彼の観音の力を念ぜば
応時に消散らすことを得ん

清浄なる願を成就し
一切の功徳を具して
慈眼を以って衆生を見給う観世音菩薩
インドの言葉ではAvalokiteśvara、衆生を観ること自在なる菩薩と呼ぶ。


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如意輪観音像(如意輪寺)